シェ・イノといえばフレンチ界の重鎮、井上旭氏がオーナーシェフを務める名店です。井上シェフは昨年にご逝去されたようですが、料理のお味は今でも最高でした!
【目次】
シェ・イノ
東京駅から徒歩10分程度。地下鉄なら京橋・宝町駅が最寄りです。
大通に面していますが、お店は重厚感のある雰囲気です。
店内の雰囲気
店内は落ち着いたクラシカルな雰囲気ですが、窓が大きく、気持ち良い陽が入っています。
お手洗いはこんな感じ。
石鹸類はマリオットボンヴォイ御用達のTHANNです(笑)
料理のご紹介
今回は11,000円のランチコースを予約しました。前菜・魚料理・肉料理・デザートの4品構成です。
加えて差額3,300円をお支払いし、お肉料理をシェ・イノのスペシャリテ「仔羊のパイ包焼き マリア・カラス風」に変更しました!
ブレッド
まずはこちらのパンがサーブされます。種類はこの1つのようですが、気前よくおかわりがどんどんサーブされます(笑)
1品目の前菜①:オマール海老のガトー仕立て“コート・ドール”風
キャベツで押し固めたオマール海老のテリーヌです。上部には蟹も添えられています。
手前の茶色いソースはウニのソースです。野菜の味がしっかりとした料理でした。
1品目の前菜②:桜鱒
booh太郎は甲殻類アレルギーのため、別料理に変更いただきました。
選択肢としては、他にもホタテのカダイフ揚げ等もあったのですが、桜鱒が絶品で大正解でした!
半生にしっとりと仕上がった桜鱒に、かぶやクレソンのソースが添えられています。
桜鱒に入っている下味の具合が抜群で、とても美味しかったです。
2品目の魚料理:舌平目のブレゼ,ロワイヤルソース
舌ヒラメにバターとパン粉を塗り、一度蒸しあげたものを、最後に表面だけ焼き上げるそうです。
ロワイヤルソースが魚介の出汁が利いていて、こちらもとても美味でした。
3品目の肉料理:仔羊のパイ包焼き マリア・カラス風
シェ・イノのスペシャリテとしてあまりにも有名な料理です。
子羊の中にフォアグラ・トリュフが詰められており、パイ包みにされたものです。しっとりと仕上がっており、火入れも良かったです。
ソースはペリグーソースで、かなり力強い味。フレンチを食べてるな!という感じのお味でした。
味は良かったのですが、正直、若干食べにくかったです(笑)
4品目のデザートの前にお口直し:アイスクリーム
今回は結婚記念日でお伺いしたので、このようなプレートでアイスが提供されました(笑)もちろん、記念撮影もしてくれましたよ!
4品目のデザート:ワゴンサービスでお好きなだけ!
デザートはワゴンから好きなものを選び事ができます。なくなり次第、別のデザートに差し替えられますので、何があるかは運次第です!
今回は「全部」をオーダーし、以下のデザートをいただきました。
・チーズケーキ
・レモンケーキ
・フルーツタルト
・チョコレートとトンカ豆のケーキ
・フルーツポンチ
品数は4品でしたが、一つ一つの料理が力強く、またパンはおかわりがどんどんサーブされ、デザートも多いことから十分満足できると思います。
最後に
東京駅からほど近く、アクセスも良い立地です。日本を代表するフレンチの名店かと思いますが、期待を裏切らない素敵な料理と接客で大満足のランチとなりました!